第13回harappaレクチャー リポート5


それでは、具体的にgmでどういう内容のものをやってきたかというとけっこうな数をやってきていて、最初の頃はすごいハイペースで一週間とかの短いペース、一ヶ月とかっていうのが長い方だった。でも最近は6週間とかで間に音楽のイベント一回か二回やっていると言う感じでやっていて、今でも年に9本10本のペースでやっていて、けっこう多いかなと思う。いろいろな種類のものをやっているので、それを持ってきたのですが…。
(ここでスライドを観ながらのお話)
まず、伊藤利江さんという陶芸の作家の展覧会でgrafのショールーム、インテリアというのにより近いところでやっていた展覧会で、今でもgrafの作品とかと一緒によく紹介されたりもする人でけっこう僕たちもプロデュースっていうか一緒にやってるって言う感じでかかわってもらってる作家さんです。

この時は、「鳥」なんですけど、鳥をいっぱいこういうのを作って壁にやったりしたんです。
デザインとか僕らやりながら、
こういうのも面白いなあと思うのは、
Photo:下村写真写真事務所

陶芸の人とかって、図面とかは何も別に描かずにこう、
わあって自分で作っちゃって、
「はいできあがり。」みたいな一連の作業が
あるんですけども、
そういうところに逆に本来の物作りって
こういう流れの中にでてくるものっていうか、
最近はいろいろなことに分業化細分化されていて、
自分の仕事はこっからここまでという、
なんかそういうのではない、陶芸的なものの作り方に対するアプローチみたいなものが僕らの目指しているものと近いなぁという気持ちがあります。


Photo:下村写真写真事務所
それからさっきの豪華な感じと、
うって変わっていきなり横丁みたいな感じなんですが、
「キュレーターズ・パラダイス」という企画をやってもらうということで
展覧会を作ってもらったのがあります。
澤文也さんというかたにゲストキュレーターとして企画してもらったのですが、
「My Room Somewhere,Somehow」
という展覧会です。
まあ通常は作家さんが作品をつくってものを
展示して展覧会作ると思うんですけど、
この時は澤さんは別に何もつくらないで、
澤さんといろんな作家さんとのかかわりあいとか
どちらかと言えばコレクター的な、
僕の夢の部屋を作りたいというような
そういう感じの展覧会だったんですね。
Photo:下村写真写真事務所
Photo:下村写真写真事務所
だから作品もあれば、作品でないものもあったりしました。
かかってるTシャツとかはタイの動物園の
Tシャツだったり、
かと思えば、後ろのニューシャネルっていうのは、
今日も誰か着てたと思いますが、
大竹伸朗さんから借りてきた本物の
ニューシャネルがあったりとか…。
で、奥のほうに、なぜか神棚のようなところに
奈良さんのピルグリムが二体あったりとか…。
作品とか作品でないものとか、
いろんなものがごちゃまぜになっていて、
自分にとっての一番心地いい状況を作ろうという
そういう展覧会でした。
なんかその後、ものすごく僕自身が
この展覧会に影響を受けて、
澤さんとは、また違う展覧会を
つくることになりました。
Photo:下村写真写真事務所


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