棟方志功緞帳再生・復元募金のお願い

終了いたしました。たくさんの方々からのご支援ありがとうございました。

昭和39年4月の竣工以来、広く弘前市民に親しまれてきた弘前市民会館は、 老朽化などに伴う改修工事を行うため、平成25年1月より約1年間に渡って 休館となります。 この工事では、開館時から使用されてきた大ホールの緞帳「御鷹揚げの妃々達々」も、当初の姿を忠実に再現するべく、 糸の染付から始まる工程を経て再生・復元されます。 原画は、津軽の生んだ世界的版画家、故棟方志功が市民会館の緞帳のために精魂込めて制作したもので、 弘前市を象徴する鷹揚城に四人の若々しい娘たちが跳躍し、春夏秋冬の四季を表現したものです。 弘前市民にとっては、学生時代に行われた学校の文化祭や様々なコンサートの幕開けに、本番前の待ちわびる気持ちを一転して 魅力のステージへ誘ってくれた、思い出深い緞帳です。
現在私たちは、賛同する市民有志による「棟方志功緞帳応援市民の会」を設立し活動しております。市民の会は寄付を募り、 緞帳制作に必要な費用の一部として弘前市に寄贈します。また、寄付を基に、新旧の棟方志功緞帳の移り変わりを 新緞帳の制作風景を含めて記録に収め、アーカイブとして弘前市民に発表ののち、弘前市に寄贈する事業も併せて行います。 つきましては、この趣旨にご賛同いただき、募金にご協力をお願い申し上げます。

棟方志功緞帳再生・復元募金のご協力のお願い
▲一見きれいな緞帳も表面の糸をめくると、中の糸がさらに鮮やかで、表面が汚れていたのがわかります

募金に係る要項

お問い合せ

棟方志功緞帳応援市民の会 (会長 三上雅通)
〒036-8198 青森県弘前市元長町25 NPO法人harappa内
電話. 090-2999-0195(10:00〜18:00)