『使者の記憶』吉村利美 土と語った作品集

1980年より青森に築窯し、制作活動を行ない、 2016年11月に逝去した 陶芸作家・吉村利美の初期から晩年までの収めた作品集。
青森の自然や風景、身近な植物や生物などからインスピレーションを得ながらも、 さまざまな絵画や音楽などに影響を受け、吉村独自の技術から生まれた多くの人々を魅了した作品約90点が掲載。

書籍概要

書名:「使者の記憶 —吉村利美 土と語った作品集」
仕様:単行本 A4変形/85ページ
発行者:NPO harappa
発行所:津軽書房
発行日:平成30年5月1日
装丁:八木橋廣広告写真スタジオ
デザイン:デザイン工房エスパス
印刷・製本:青森コロニー印刷
定価:3,000円+税
ISBN 978-4-8066-0242-2

掲載内容

・初期から晩年の作品まで93点
・作家本人が詠んだ詩およびエッセイ約11編
・寄稿文(寄稿者:梅津時比古[音楽評論家/桐朋学園大学 学長]ほか2名

購入方法

全国書店およびamazonにて取扱

吉村利美略歴

1949年 茨城県結城市に生まれる
1970年 弘前大学人文学部文学科中退
1977年 茨城県笠間市に移る
1980年 青森県青森市三内に移住して登窯を築窯
1993年 青森市松原に移住
2015年 青森県弘前市に移住
2016年 11月死去

[出品歴]
朝日陶芸展、八木一夫賞現代陶芸展、陶芸ビエンナーレ特別賞、国際陶磁器展美濃、日本陶芸展ほか

[個 展]
阪急梅田(大阪)、アートサロン光玄(名古屋)、酉福(東京・南青山)、しぶや黒田陶苑(東京)、ぎゃらりー工芸舎(東京)ほか

[二人展]
アスクエア神田ギャラリー(東京)ほか

[グループ展]
器陶小林(名古屋)ほか

出版経緯

本作品集は、2018年1月19日から30日までギャラリー・デネガ(青森県弘前市) にて開催した「吉村利美追想展『使者の記憶』」に展示した作品を中心とし、陶 芸作家・吉村利美の初期から晩年までの作品を収めた一書です。
吉村利美作品のほとんどがコレクターのもとにあり、一堂に会する機会は、先の 展示会を逃すと他にありませんでした。
この機会に書籍としてまとめることで、吉村氏が遺した作品を、展示会に来場でき なかった多くの皆さまに、知っていただくきっかけになるとともに、布目を用いた 彩色など吉村独自の技法により制作された作品が、今後芸術を志す方々の手がかり となるようにという願いをこめ、出版の運びとなりました。

問合せ先

書籍取扱に関する問い合わせ先

津軽書房
〒036-8332 青森県弘前市亀甲町75
電話 0172-33-1412
FAX 0172-33-1748

書籍内容に関する問い合わせ先

NPO harappa
〒036-8198 青森県弘前市元長町25
電話 0172-31-0195
FAX 0172-31-0196
Eメール post@harappa-h.org

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