これ、都築響一さんの展覧会をやったんですけど、 「ラブホの夢は夜開く」、というのをやりまして、 都築さんともこの時をきっかけに お付き合いをさせていただいています。 都築さんはラブホテルの写真集も出してますけども、 結局、ああいうのを少数派って捉えるんじゃなくて 実際のところあっちがぜんぜん過半数超えてて、かっこいいデザインホテルとか言ってる人ってほんと数パーセントよ、って話を都築さんがよくされていたんです。 これはラブホテルのインテリアっていうのをインテリアデザイン的に 捉えてやろうとか、ラブホテルの家具とかをファニチャーデザインっていう カタカナでやろうとか、そういう大人のおもちゃっていうのをプロダクトデザインと呼んで展示しようっていうふうにしてやった展覧会です。 で、手前にいるのが上代75万円もするイヴちゃんと言う人形なんですけども、 こういうのも借りてきたりして…。 真中にいるのが回転クルクル、という名前の家具っていうか、ものなんですけど、 この縦になってるのがベッドみたいになってて、身体をこうマジックテープみたいので いろいろしばりつけてベッドでぐるぐる回る、ってそれだけのことなんですけど、(笑) 新潟県の方のメーカーからお借りしたりしまして…。 なんか家具の見本市、なんていう方法でやってみるというかんじでした。…。
いつもはバーのところも、こう電飾がいっぱいついてて タイのバーみたいになったりとか、その横にあるのは、 都築さんが出店してくれたタイのレコードジャケットなんですけど、 七十年代のタイの歌謡曲のレコードジャケットとかがすごいいっぱいあったりとか。 この時はタイからも4人、アーティストが実際に来てくれて ワークショップやってくれたりとか、 タイではミスチル並に有名なモダンドッグっていうバンドがあるんですけど、 彼らが来てここでライブやってくれたりとか、 そういういろいろな展覧会以外のイベントっていうのも すごいいっぱいやりました。
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