第13回harappaレクチャー リポート9

Photo:下村写真写真事務所

それから、展覧会いろいろやるって言うのとあわせてコラボレーション的な仕事っていうのもいろいろあります。
これは田名網敬一さんっていう、アーティストであり、グラフィックデザイナーであるっていう、プレイボーイ日本版の初代アートディレクター、といったほうがピンとくる人もいるかと思うんですけども、田名網さんのグラフィックみたいな、もう60年代70年代からいろいろやってきたサイケデリックなイメージというものを
家具にしようじゃないかという話で家具にしたものです。
これ、技術的にも大変なもので、grafの野澤くんとかはこれと格闘しながら、けっこう、ほんとに大変だったみたいで、これが売れて、もう一個注文来たらどうしよう〜(笑)、みたいな感じなんですけども、良いのか悪いのかまだオーダーはきてなくて…。(笑)
で、ちょうちんとかも作って、こういう田名網バーみたいな感じの、ラウンジみたいな仕上がりになりました。


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今日は画像を持ってきていないんですけど、
こういうのと似たようなことを草間彌生さんとも一度やったことがあって、
草間彌生ファニチャーっていうちゃんとした家具で、
量産されてるものもあったりするんですけど、そういう草間さんのペインティングを一旦布地にして、それでまた家具のデザインとして張ってみたりとか、
スツールを作ってみたり、布地だけ作って布地は量り売りみたいな感じで、
買った人たちがなんか作って、っていう。
それでもどんどん日常生活の中に草間さんの芸術が増殖していくっていうか、そういうデザインとかと草間さんのアートとかが交差するっていうか…。
その草間ファニチャーの展覧会は急にまた盛り返してきまして、4月の13日オープンで
ミラノに10 CORSO COMOっていうすごい有名なセレクトショップがあるんですけど、そこにギャラリーがありまして、そこで展覧会として開催されます。

次は、スーザン・チャンチオロっていう
ニューヨークをベースにやっている、
ファッションとアートとかの間ぐらいの
仕事をしている女性の作家なんですけど
彼女の展覧会をやりました。
実際にこの時はここで制作活動的なことを
いろいろやっていて、日本で買った布で
服をつくったりとか。で、
彼女もいろいろパフォーマンスをするんで、
この時にはアーティストの木村友紀さんとかと
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一緒にパフォーマンスやったり
そういうこともやってました。
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なんかすごい最近は東洋志向みたいで、こういう祭壇みたいなものつくって、
光りの祭りへようこそ、みたいなそういう感じ…で、
祭壇にかけられてるのは、みんながワークショップで作ったもので、
スーザンが作ったものじゃなくて、みんなが作ったものをこうペタペタ貼いくっていう…。


これはですね、リサ・ラーソンっていう
スウェーデンのおばあちゃん、って言えば失礼なんですけど、
スェーデンをベースでやってる陶芸作家っていうか、この人はデザイナーみたいな
感じなんですけど、いっぱいかわいい動物のオブジェみたいなのを陶器で作ってて。で、その人の展覧会をやった時の写真なんですが、ま、さっきの伊藤利江さんとか、白山陶器とか、今もgmではオアハカン・ウッド・カーヴィングって展覧会をやってまして、
それは、メキシコのオアハカ地方の木彫りの
展覧会やってるんですけど、
そういった、日常の中に、
ぽこっと、例えばこのさっきの
ライオンが一匹いるだけで、
ちょっとだけ幸せになれるって
いうそういうものに注目して
展覧会をやってるんです。

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なんか愛着みたいなのとか、
そういう基準で機能するものっていいなあって
いう思いがあって、なんかそういう気持ちを
具体的にしてこういうふうな展示を作りました。
その時はリサのお家に実際に行かせてもらって、ビデオつくったりとかもやったし、ギャラリーにリサの家を作ってしまえ、ということで、こういうスェーデン風の家を突如つくってみたりとかしました。
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