harappa映画館「忘れられない女性たち」
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キャロル、貴女が忘れていったスエードの手袋。
その中指が、私の肩にそっと触れる。私は貴女の手を、
指先をいつも思いだす。テレーズ、私もまた貴女のまなざしをいつまでも忘れない(『キャロル』)。
私は、貴方が愛したもとの私に少しでも近づこうと努力した。
でも、貴方は私が私であることに気付いてくれない。
貴方は私でない私を利用しているだけなの?
私だけが、貴方のことを忘れられないでいる(『あの日のように抱きしめて』)。
マリー、君は本当に死んだのか?
でも、私にとってマリーは生きている。
私は今、君を抱きしめているではないか。
私に微笑んでくれたではないか。それともマリー、君は幻影の人なのか(『ダゲレオタイプの女』)。
9月16日は、映画の中のそんな彼女たちに出逢う日です。
事業名:harappa映画館「忘れられない女性たち」
開催日:2017年9月16日(土)
会場:弘前中三8F・スペースアストロ(青森県弘前市土手町49-1)
主催:NPO法人 harappa
後援:青森県日仏協会、弘前大学人文社会科学部「弘前×フランス」プロジェクト
◎平成29年度 弘前市市民参加型まちづくり1%システム活用事業
問合:harappa 電話0172-31-0195 e-mail. post@harappa-h.org
harappa映画館は「弘前市市民参加型まちづくり1%システム」を活用のほか
以下の皆さまのご協賛により、開催しております。
◯株式会社 西村組
◯株式会社 シバタ医理科
◯株式会社 テクノル
◯税理士法人ライズファーム
◯田口小児科
◯小田切さとる法律事務所
◯あすなろ法律事務所
◯一條耳鼻咽喉科クリニック
◯ミカミ歯科
◯横山航平法律事務所
◯菊池歯科医院
◯大三農園
10:30『キャロル』
13:30『あの日のように抱きしめて』
15:45『ダゲレオタイプの女』
キャロル[10:30上映]
エレガントな夫人キャロル(ケイト・ブランシェット)と百貨店で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、
運命的な出会いをする。二人は愛しあうが、1950年代のアメリカでは、それは許されないこと。
特に夫も子もいるキャロルにとっては・・・。しかし、二人はお互いを忘れることができない。
私たちもまた、二人の息を呑む美しさ、そして二人の視線の交わりを忘れることはできない。
◎『キャロル』公式サイト
あの日のように抱きしめて[13:30上映]
第2次世界大戦直後のドイツが舞台。顔に大けがを負った妻は強制収容所から奇跡的に生還し、整形手術を受ける。
妻は愛する夫のもとへ帰っていく。しかし妻だと気付かない夫……。
harappa映画館 が昨年上映した『東ベルリンから来た女』の
主演女優・ニーナ・ホスの顔、そして彼女の歌う「スピーク・ロウ」がいつまでも心に残る。
ダゲレオタイプの女[15:45上映]
国内外から高く評価されている黒沢清監督が、外国人スタッフとともにフランスで撮り上げた。
ダゲレオタイプという昔ながらの方法で肖像写真を撮影するカメラマンの屋敷に隠された秘密を、
美しくもサスペンスフルに描く。ヒロインは、harappa映画館で上映した『女っ気なし』のコンスタンス・ルソー。
あの忘れられない女優との再会。
◎『ダゲレオタイプの女』公式サイト
チケット
前売 1000円
当日 1200円
学生 500円
3回券綴り 2500円(前売・予約のみ取扱い)
※1プログラムごとにチケットが1枚必要です
店頭発売
弘前中三、コトリcafe(弘前市立百石町展示館内)、
紀伊國屋書店 弘前店、
まちなか情報センター、弘前大学生協
チケット予約
件名に「harappa映画館」とし、お名前、電話番号、メールアドレス、希望枚数を記載の上、E-mailにてご予約ください。
E-mail post@harappa-h.org
中三 徒町駐車場をご利用の方は、中三営業時間内(10時 〜19時)サービスとなります。
1F案内所にて駐車券および半券をご提示くださいませ。 8F・上映会場受付ではご対応できませんので、ご了承ください。
◎harappa映画館「忘れられない女性たち」プレスリリース[pdf 1.2MB]
◎harappa映画館「忘れられない女性たち」プレス用画像[zip 11MB]