harappa映画館「せつない。だけど、いとしい」

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　せつない。 「切ない」とも書く。
　胸がしめつけられる。つらく、やるせない。
　本当は胸のうちをさらけ出したい。
　泣き言を洩らしたい。
　いや、誰かの胸にすがって泣きじゃくったら
　どんなにすっきりすることか。

しかし、北の国の男たちは、せつなさを人に明かすこともなく、じっと堪えて、犬を抱く。 （『希望のかなた』）

「男だけじゃないわ」と、アンナはつぶやく。アンナは泣かない。彼女は靱い。優しさに満ちあふれ、もろく、はかない彼女だというのに。 （『婚約者の友人』）

「そんなときは、僕は詩を読み、詩を作る」と、パターソンは無言でささやく。日本の詩人は無言で同意する。 （『パターソン』）

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事業名：harappa映画館「せつない。だけど、いとしい」
開催日：2018年9月29日（土）
会場：弘前中三8F・スペースアストロ（青森県弘前市土手町49-1）
主催：NPO法人 harappa
◎平成30年度 弘前市市民参加型まちづくり1％システム活用事業
問合：harappa
電話. 0172-31-0195（平日 9：00〜18：00)
e-mail. post@harappa-h.org
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harappa映画館は「弘前市市民参加型まちづくり1％システム」を活用のほか
以下の皆さまのご協賛により、開催しております。
あすなろ法律事務所
ごとう損害保険事務所
株式会社 シバタ医理科
ポワンルージュ
一條耳鼻咽喉科クリニック
株式会社 西村組
菊池歯科医院
小田切さとる法律事務所
大三農園
田口小児科医院
梅原歯科
BUNACO
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10:30『希望のかなた』
13:30『婚約者の友人』
16:00『パターソン』
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希望のかなた

希望はすぐには叶わない。でも、まっとうに生きていれば、 希望の灯りはかすかにだけど見えてくる…。ヘルシンキの 港に着いた貨物船、その石炭の山からぬっと出てきた青年 カーリドは、アレッポからの難民である。彼の行き着いた 先は摩訶不思議なレストラン。そこのオーナーと従業員たち の物語がカーリドの物語と交差して、なにやらほっとしたた め息がもれるのは彼らなのか、見ている私たちなのか。
☆2017年ベルリン国際映画祭 銀熊賞
◎『希望のかなた』公式サイト

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婚約者の友人

第１次大戦後のフランスの片田舎。アンナは戦死した婚約者の父母 と一緒に暮らしている。彼女の日課は婚約者の墓を訪ねること。 その墓に知らない男性が薔薇の花を手向けていた。彼は敵国ドイツ 人。パリに留学中、婚約者と友だちだったという。周囲の目は冷た いけれど、父母は彼に息子の面影を見いだし、アンナは婚約者の友 人以上の想いを募らせる。ところが彼は、重大な秘密を打ち明ける。 混乱するアンナ。彼女の切なさが胸に迫る。
☆2016年ヴェネツィア国際映画祭 正式出品
◎『婚約者の友人』公式サイト

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パターソン

アメリカ・ニュージャージー州にあるパターソン市に住む パターソンを演じるアダム・ドライバーが市バスのドライ バー役というのはクスッとする小咄めいているけれど、 彼の過ごす毎日を見るほどに味わうほどに、彼の生活の 素直さ美しさに、私たちの身も心も洗われる。もちろん パターソンだけじゃなく、妻のローラにも、愛犬マーヴ ィンにも、日本の詩人・永瀬正敏にも、つい握手したくなること間違いなし。
☆2016年カンヌ国際映画祭 正式出品
◎『パターソン』公式サイト

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・１回券　前売1000円　当日1200円　学生・会員500円
・３回券　前売2500円（前売のみの取扱）
※１作品ごとにチケットが１枚必要です

店頭発売
弘前中三、コトリcafe（弘前市立百石町展示館内）、 紀伊國屋書店 弘前店、
弘前大学生協、まちなか情報センター（8/14よりの取扱）

チケット予約
予約サイト「こくちーず」（外部サイト）からお申込みいただくか、 件名に「harappa映画館」とし、お名前、電話番号、メールアドレス、希望枚数を記載の上、E-mailにてご予約ください。 （E-mail post@harappa-h.org）
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◎車でお越しのみなさま
中三徒町駐車場をご利用の際は、弘前中三店内でお買上げ金額1円以上で、3時間サービス、10,000円以上で、中三営業時間内サービスとなります。 ※チケットはサービス適応外となりますので、ご了承ください。
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