東奥日報 2002/09/18付

  「奈良展来場者、4万人を突破」  
     
  八月四日から弘前市吉野町の吉井酒造煉瓦倉庫で開催中の「奈良美智展」(実行委員会主催、東奥日報社など共催)は十八日、開幕四十六日目で来場者が四万人を突破した。四万人目の同市徒町川端町、白戸せつさん(71)に、実行委の岩井康ョ会長から記念品が贈られた。

 白戸さんは午前十一時すぎ、長女の山田千加子さん(44)と二人で訪れた。奈良さんのサイン入りグッズや花束などを手渡され、「人がたくさん入っているな、と以前から興味を持っていました。独特のにらんだような目を見るのが楽しみ」と驚きの表情で語った。
 
    同展は、同市出身の現代美術家奈良さんの新作約四十点を展示している。九月に入り、小・中学校の団体の入場が増え、十五日には入場者二千百四十四人と、これまでの最高を記録、十六日も二千人を超した。

 同展は二十九日まで。問い合わせは、実行委事務局(電話0172-31-0195)へ。

※写真は岩井会長(右)から記念品を手渡される「奈良美智展」入場者4万人目の白戸さん
 

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