東奥日報 2002/09/07付

  「奈良美智展の来場者が3万人突破」  
     
   八月四日から弘前市吉野町の吉井酒造煉瓦倉庫で開催中の「奈良美智展」(実行委員会主催、東奥日報社など共催)は七日、開幕三十五日目で来場者が三万人を突破した。三万人目の幸運を射止めた同市福田巻屋、小学校教諭山口静香さん(29)に記念品が贈られた。

 山口さんは午後四時すぎ、夫の真吾さん(30)と二人で訪れた。会場入り口で祝福の拍手を受け、実行委の長谷川正之実行委員長から、奈良さんのサイン入りグッズや花束などを手渡された。

 山口さんは「倉庫がどのように使われているか興味があって来ました。三万人も入ってるんですね」と驚きの表情を浮かべた。

 実行委は当初、来場者二万人を目標としていたが、会期を三週間以上残し、三万人を超した。長谷川実行委員長は「夏休みが終わっても客足が途絶えず、リピーターが多い」と話していた。

 同展は二十九日まで。問い合わせは実行委事務局(電話0172-31-0195)へ。
 

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