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八月四日から約二カ月間、弘前市の吉井酒造煉瓦倉庫で開かれる「奈良美智展弘前」の実行委員会は十五日、募集していたボランティアの応募が約五百人と予想を大幅に上回ったため、締め切りの六月三十日を待たずに募集を打ち切った。
同展は同市出身の現代美術家奈良美智さん(42)の故郷初の大規模美術展。ボランティアは会場づくりや会期中の受付、会場の監視、グッズ販売などをする。当初の目標は三百人で、四月二十日から募集を始めた。
応募者は、若い女性が中心で、熊本、長崎県など県外からが約一割。夫婦や親子で応募した人もいる。
掃除、ペンキ塗りなどの会場づくりはすでに六月一日から始まっており、十五日には、同展のポスター張りを開始した。
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