[レンガ倉庫レポ。] 仕事を早びけして、レンガ倉庫を見に行って本当によかったです!!まだご覧になられてない方のために、とても感覚的ですが、簡単にレポします。 わたくし地図が読めない、話も聞けない、なので、倉庫に辿り着くのに、友人から教えてもらったにもかかわらず、倉庫をひとまわりしてしまいました…。おかげで、外観がよく見えました。 入り口付近に、大きな桜の木があって、レンガ倉庫を背景に1枚の絵のように見えました。倉庫付近一帯は、異空間とゆうか、ぶわん(?)とした空気がただよっていたように感じました。 すぐ入り口に守衛室あるのですが、それを見て、鉄 道員(ぽっぽや)を思い浮かべてしまいました。 倉庫の中に入ると、ひんやりとして、薄暗くて、一気にタイムスリップしたような不思議な感覚になります。自分では体験したことがないけど、古きよき時代。「懐かしい記憶」です。まさに、「YOUR CHILDHOOD」。今回の巡回展にふさわしい〜〜!!ゾクゾクしました。 四角い部屋がいくつかあって、白熱球の光で、淡いグリ〜ンの色合いにみえました。入り口の中央に立つと、向うの部屋の入り口、そのまた次の部屋の入り口と、見えます。合わせ鏡に写った入り口のように、遠近感がなくなるよ うな感じで見えます。 水色のタイルの部屋も四角いのですが、天井が高いせいか、プ〜ルの底の小さな生き物になったような感覚になりました。天井が高いというよりは、「深い」という感じで。お風呂で溺れた感覚…。 メインホ〜ルへの途中、映画のセット(サンフランシスコの路地裏)のような、2階へ続く鉄筋の階段があります。そこで、なぜかウエストサイド・スト〜リ〜を思い出しました。(もっと的確なたとえ方があると思うのですが…。) メインホ〜ルは、本当に広い!壁は黒っぽくて、鉄筋の柱はグリ〜ンです。外が明るかったせいか、鳥目状態で、向こう端にいる人が見えないぐらいでした。突然、走り回りたくなるような広さです。真ん中に貼られた奈良さんのキッズのポスタ〜に、思わず手を合わせてしまいました。 アプロ〜チになるであろう、廊下はちょっと狭くて、アパ〜 トの通路といった感じ。列車の通路をまっすぐ歩くような…。この先に何があるのか、わくわくと期待感をあおるような…。逆に、一人で歩くと背後が気になるような…。 カフェ&グッズ候補の部屋は、コンクリ〜ト(?)の扉がついていて、大きな隠し金庫のようでした。でも明るくて、天井の梁がよく見えて。人が集っておしゃべりするのが似合う空間だと思いました。 2階は、ちょっと床が抜けそうで、天井がふやけたようにめくれてましたが、太陽光で明るくて、ほっ、とくつろげる空間でした。旧い小学校の教室みたいな部屋が、いくつか分かれていました。スタッフル〜ムだといいな… 時代を経てきた建物のもつ空気は、それだけで存在感があります。奈良さんの作品がこの空間とコラボすると思うと… 倉庫に行って確信しました! ナラヒロ展は、観た人にとって、生涯の記憶に残るような展 覧会になると思います。I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.(だって忘れるはずがないんだもの)です!もう感動〜。やっぱり、この感覚はなかなかコトバにできません。 このレポは、全てではないですし、きっと何の事やらさっぱりわからないと思います。ご覧になられてない方、ぜひ次の機会に体験してくださいね。では〜。
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