AtoZ Memorial Dog

AtoZ Memorial Dog

2006年夏、弘前市吉野町にある「吉井酒造煉瓦倉庫」で、展覧会「YOSHITOMO NARA+graf AtoZ」が開催されました。

AtoZは、弘前出身の世界的アーティスト奈良美智と、大阪のクリエイティブユニットgraf、そして日本全国から集まった ボランティア約850人と共に作り上げた展覧会でした。

また、地元商店街を始め地域の積極的な協力もあり、街の目抜き通りにはAtoZ展のフラッグがたなびき、日本中はもちろん、 外国からも約8万人の人々が、AtoZの街を訪れました。

そして、秋風が吹き周囲の山々が色づき始める2006年10月、感動と想い出を残し惜しまれながらも、 成功裡のうちにAtoZ展は終了し、それから約1年が経とうとしています。

すでに解散したAtoZ実行委員会の意志を継いだNPO法人harappaが、このたびAtoZ展の開催とその成功を記念するとともに、 協力してくれた地域の方々に感謝を込めて、「吉井酒造煉瓦倉庫」に隣接する市の緑地公園に、 AtoZ展の収益金により奈良美智の立体作品である「AtoZ Memorial Dog」を制作、設置し、弘前市に寄贈することにしました。

AtoZ Memorial Dog

作品名:AtoZ Memorial Dog
作者:奈良美智
仕様:アルミニュウム素材 鋳造制作 ウレタン塗装
   全長 約4.5m/ 高さ 3m/ 巾 約1.5m/ 重量 1t
設置場所:土淵川吉野町緑地(青森県弘前市吉野町2-7)
※この作品はパブリックアートとして設置され、いつでもどなたでもご覧になれます。

土淵川吉野町緑地への問合せ

弘前市 公園緑地課
電話. 0172-33-8739