映像クリエイション講座

映画監督・横浜聡子さんと映画をつくるワークショップ。
映画を通して“ものづくり”を考える3日間。

映像は過去の記録なのでしょうか、
それとも現在の記録なのでしょうか。
一台のビデオカメラを持ったときに、
何を撮るのか、そしてそれをどの角度から撮るのか、
ということは、不思議なもので皆それぞれ違います。
それは、世界の見え方が違うのではなくて、
世界とどう関係を築こうとしているかという姿勢が、
人によって違うからなのだと思います。
いかなる映像にも、世界と新たに関係を結ぼうする
強い意志が映っているように思います。
未来へ、前へ進もうとしている気配を感じます。
だから、映像は「未来」へ向けられたもののような気が、
私はします。
まず、カメラと戯れてみましょう。
また、先人たちの映画がどのように作られているか、
一緒に想像し、考え、語ってみましょう。
そして、誰のためでもない(おそらく自分のためでもない)
映画を、作ってみましょう。
その映画は、大海原にぽっかり浮かび漂う舟のように、
未来の時間を漂い続けるでしょう。

ー 横浜聡子(よこはま さとこ)

開催要項

事業名:映像クリエイション講座 ワークショップ 「監督 横浜聡子と映画をつくる。」
開催日時:2015年3月25日(金)〜27日(日)10:00〜17:00
開催場所:ねぶたの家 ワ・ラッセ 多目的室(青森市安方1丁目1−1)
定員:30名(中学生以上)
    ※原則として、3日間連続で参加できる方とします。
    ※定員に達し次第、受付を終了いたします。
参加費:1500円(傷害保険料、資料代) 
問合:あおもり映像芸術振興プロジェクト実行委員会 事務局(NPO harapppa内)
   電話 0172-31-0195 E-mail post@harappa-h.org
主催:青森県、あおもり映像芸術振興プロジェクト実行委員会
   青森県庁担当課:環境生活部 県民生活文化課
◎青森県「平成27年度 芸術文化でひらくあおもり未来づくり事業『映像芸術を通じた子ども・若者の芸術文化活動支援事業』」

申込

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講師プロフィール

横浜聡子 / YOKOHAMA satoko

横浜聡子

1978年、青森県生まれ。
横浜の大学を卒業後、2002年に映画美術学校第6 期フィクションコース初等科に入学。
2004年、同高等科卒業。卒業制作の短編 『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』が2006年第2回CO2オープンコンペ部門 最優秀賞受賞。 CO2からの助成金をもとに長編1作品目となる『ジャーマン+雨』 を制作。翌2007年、同作で第3回CO2シネアスト大阪市長賞を受賞。 自主制作映画としては異例の全国劇場で公開された。同作にて2007年度日本映画 監督協会新人賞を受賞。
2008年、商業映画デビュー作となる『ウルトラミラクル ラブストーリー』(主演:松山ケンイチ、麻生久美子)を監督、 2009年6月に全国公開。 同年のトロント国際映画祭、バンクーバー国際映画他、多くの海外映画祭にて上映された。
2011年には短編映画2作品『真夜中からとびうつれ』&『おばあちゃん女の子』 が劇場公開された。
2014年には弘前のりんご農家を舞台にした『りんごのうかの少女』(出演:とき[りんご娘]、工藤夕貴、永瀬正敏)が公開。
2016年には長編映画『俳優 亀岡拓次』(出演:安田顕、麻生久美子)が公開。

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