harappa映画館「故郷とは、家族とは—ヤン・ヨンヒ特集」

harappa映画館「故郷とは、家族とは—ヤン・ヨンヒ特集」

在日コリアンの映画監督ヤン・ヨンヒが、北朝鮮に通い、兄たちの生活を綴った傑作ドキュメンタリー「愛しのソナ」。 その後制作された、北朝鮮に住む兄の日本滞在を描いた劇映画「かぞくのくに」。 ヤン監督にとって故郷とは、家族とは。

開催要項

事業名:harappa映画館「故郷とは、家族とは—ヤン・ヨンヒ特集」
開催日:2014年3月15日(土)
会場:弘前中三8F・スペースアストロ(青森県弘前市土手町49-1)
主催:NPO法人 harappa
平成24年度 弘前市市民参加型まちづくり1%システム活用事業
問合:harappa 電話0172-31-0195 e-mail. post@harappa-h.org

タイムテーブル

13:30「愛しきソナ」(監督:ヤン・ヨンヒ/2009)
15:30「かぞくのくに」(監督:ヤン・ヨンヒ/2012)
上映終了後、ヤン・ヨンヒ監督によるシネマトークおよびサイン会を開催!

上映作品

愛しきソナ

愛しきソナ
(C)Yonghi Yang
監督:ヤン ヨンヒ / 2009 / 韓国・日本 / 82分 / Blu-ray /

「私は東京で暮らしている/韓国出身である私の両親は大阪で暮らしている/ 私の3人の兄はピョンヤンで暮らしている/私にはピョンヤンに姪がいる」。
その姪の名をソナという。愛するソナ、かわいいソナ。
ホームムービーの中に映し出されるソナとその家族、そして監督である私は、 いつしか北朝鮮と日本という国そのものを意識せざるを得なくなる。
近くて遠い二つの国をつなぐ強い絆と深い愛をめぐる、可笑しくも切ない家族の物語。
『愛しきソナ』公式ウェブサイト 
☆2009年釜山国際映画祭 正式出品作品
☆2010年ベルリン国際映画祭フォーラム部門 正式出品
☆2010年ニッポン・コネクション 正式出品  ほか



かぞくのくに

かぞくのくに
(C)2011『かぞくのくに』製作委員会
監督:ヤン ヨンヒ / 2012 /日本 / 100分/ Blu-ray /

父が在日朝鮮人の同胞協会の幹部を務める在日コリアンのリエ(安藤サクラ)には、 帰国事業で北朝鮮に渡った兄ソンホ(井浦新)がいる。
その兄が、脳腫瘍の治療のため3ヶ月の期間限定で一時帰国する。 久々の再会にリエや家族はソンホを温かく迎え入れ、ソンホは旧友たちとも再会を果たすが、 彼の行動はつねに監視されていた…
帰国事業に翻弄される在日コリアンの家族の現実を、監督自身の実体験をもとに描き切った劇映画第一作。

『かぞくのくに』公式ウェブサイト 
☆第86回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第一位、主演女優賞
☆第67回毎日映画コンクール 脚本賞
☆「映画芸術」2012年日本映画ベストテン第一位 ほか多数受賞



ゲスト/ヤン・ヨンヒ監督
上映後終了にシネマトークおよびサイン会を開催!!
ヤンヨンヒ

1964年大阪生まれの在日コリアン2世、米国NY・ニュースクール大学大学院メディア研究学科修士号取得。 高校教師、劇団女優、ラジオパーソナリティを経て、ドキュメンタリーの世界へ。
2005年、自身の父を主人公に家族を描いた初の長編ドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』を発表。
2009年、自身の姪の成長を描いたドキュメンタリー映画『愛しきソナ』を発表。
2012年、初の劇映画となる『かぞくのくに』を発表、同年夏より日本公開となり、 アカデミー賞外国語映画賞日本代表選出を皮切りに、多くの国際映画祭に正式出品、複数受賞するなど高い評価を得ている。
また、最新著作に映画『かぞくのくに』の原作本に当たる「兄〜かぞくのくに」(2012/小学館刊)がある。

チケット

前売 1000円 当日 1200円(1作品ごとにチケットが必要です)

店頭発売 ※1/22発売開始
弘前中三、コトリcafe(弘前市立百石町展示館内)、 紀伊國屋書店 弘前店、まちなか情報センター、弘前大学生協

チケット予約
件名に「harappa映画館『ヤン・ヨンヒ特集』」とし、お名前、電話番号、メールアドレス、希望枚数を記載の上、E-mailにてご予約ください。 E-mail post@harappa-h.org

会場MAP

車でお越しの方は、中三指定駐車場の中三立体駐車場、徒町駐車場をご利用ください。 駐車料金が無料となりますので、会場受付にて駐車券をお持ちください。

◎harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2013&故郷とは、家族とは」フライヤー[pdf 580KB]