harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014〜東アジア最前線─日本、台湾、北朝鮮!〜」

harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014」

不穏な空気の中にある北朝鮮を内側からとらえ返し、 日本統治下にあった台湾人の心のひだを丹念に見つめ、 選挙という名のお祭りに騒ぐ日本国をえぐりとる、 東アジアの今を描いた傑作ドキュメンタリー3本立て。

開催要項

事業名:harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014〜東アジア最前線─日本、台湾、北朝鮮〜」
開催日:2014年2月22日(土)
会場:弘前中三8F・スペースアストロ(青森県弘前市土手町49-1)
主催:NPO法人 harappa
平成24年度 弘前市市民参加型まちづくり1%システム活用事業
問合:harappa 電話0172-31-0195 e-mail. post@harappa-h.org

上映作品

映画『立候補』

映画『立候補』
(C)2013 word&sentence
監督:藤岡利充 / 2012 / 日本 / 100分 / Blu-ray /

2月9日には、東京都では新しい知事が決まっている。弘前でも市長選挙がそろそろだ。
選挙にはしかし、勝てる見込みはゼロの候補者たちという一団もいる。
ヤジを浴びせられ、帰れコールにもめげずに街頭に立つ彼らを見ているうちに、 おかしいけれどもちょっと気になる、そしてう〜んと唸り出す。
選挙とは、民主主義とは一体なんだろうという?マークがおのずと心に浮かんでくる、 そんな新たなドキュメンタリー映画の登場である。
映画『立候補』公式ウェブサイト 



台湾アイデンティティー

台湾アイデンティティー
(C)2013マクザム/太秦
監督:酒井充子 / 2013 / 日本 / 102分 / Blu-ray /

台湾には「日本語世代」と呼ばれる高齢の人々が存在する。
日本の統治下にあった、日清戦争後から太平洋戦争終戦までの半世紀に、 日本語教育を受けた世代だ。酒井充子監督は『台湾人生』に続いて、 日本語世代の6人に密着する。日本の統治時代に対する彼らの思いは、 同じように日本に併合・統治されていた朝鮮半島の人々の思いとは対照的だ。
6人が語る台湾の過酷な戦後史と苦難の人生は、日本に対する彼らの思いが、 「敵の敵は味方だ」という屈折したものだったことをあぶりだす。
『台湾アイデンティティー』公式ウェブサイト 



ディア・ピョンヤン

ディア・ピョンヤン
(C)Yonghi Yang
監督:ヤン ヨンヒ / 2005 / 日本 / 107分 / Blu-ray /

大阪生まれの在日コリアン2世ヤン ヨンヒの監督第1作。
「山形国際ドキュメンタリー映画祭2005」アジア千波万波部門特別賞。
両親は朝鮮総連の幹部として一生を「祖国」に捧げ、 3人の兄たちは帰還事業で北朝鮮に「帰国」してピョンヤンで暮らす。
家族は離散状態にある。なぜ両親は息子たちを帰国させたのか?
なぜここまで祖国に忠誠を尽くすのか?
彼女は、朝鮮総連活動家の父にカメラを向ける…10年にわたって記録された、 親と子の別れから和解へ至る家族の物語。



タイムテーブル

10:30「映画『立候補』」(監督:藤岡利充/2013)
13:30「台湾アイデンティティー」(監督:酒井充子/2013)
15:45「ディア・ピョンヤン」(監督:ヤン・ヨンヒ/2005)

チケット

前売 1000円 当日 1200円(1作品ごとにチケットが必要です)

店頭発売 ※1/22発売開始
弘前中三、コトリcafe(弘前市立百石町展示館内)、 紀伊國屋書店 弘前店、まちなか情報センター、弘前大学生協

チケット予約
件名に「harappa映画館『ドキュメンタリー最前線2014』」とし、お名前、電話番号、メールアドレス、希望枚数を記載の上、E-mailにてご予約ください。 E-mail post@harappa-h.org

会場MAP

車でお越しの方は、中三指定駐車場の中三立体駐車場、徒町駐車場をご利用ください。 駐車料金が無料となりますので、会場受付にて駐車券をお持ちください。

◎harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2013&故郷とは、家族とは」フライヤー[pdf 580KB]